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【2024年最新】東京マラソン大会!エントリーからコース概要、レース攻略法

2023年7月6日 - 更新日: 2023年7月6日

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西村 殊寛 / YOSHIHIRO NISHIMURA

2008年に神戸大学医学部医学科を卒業。同年、医師免許を取得。2009年より始めたマラソンを医学および統計学より科学的に考察し、独自の理論をもとにSAURUSアドバイザーとして参画。フルマラソンの自己ベストは2時間46分03秒。ハーフ1時間16分50秒。

今年も東京マラソンのエントリーがスタートします。2024年は例年通りの規模での開催が発表されたため、今年こそ東京マラソンに挑戦しようという方も多いかもしれません。本記事ではこれから東京マラソンに挑む方へ東京マラソンのさまざまな情報についてお伝えします。

東京マラソンを知ろう

東京マラソンとは

東京マラソンは、一般ランナーから世界的なトップアスリートまで、様々なランナーが参加する国内屈指の大規模マラソン大会です。東京都内を通り、主要な観光名所やランドマークを含む都心部を走るコースがことが特徴で、東京タワーや皇居など、東京の象徴的な場所を背景にランニングを楽しむことができます。
2007年に初めて開催されて以来、毎年2月の3週目から3月の初旬までの日程で行われています。東京マラソン2024は2024年3月3日に開催が決まっています。

東京マラソンの規模と倍率

東京マラソンは国内最大級のマラソン大会です。東京マラソン2024では37500人(10kmを含めると38000人)が定員となりました。大規模として認知されるマラソン大会は大体が1万人を超えるランナー数での大会なのですが、その中でも圧倒的なランナー数を誇るのが日本の首都を冠するこのマラソンです。
しかし、その分倍率が低いかというとそんなことはなく、ここ数年では常に10倍を超える超人気大会でもあるため、出場することがまず難しい大会でもあります。

抽選と当選発表の時期

東京マラソンは他の大会に比べ、エントリー方法が多様、かつとても短い期間に設定されています(それでも圧倒的に他のマラソンよりも倍率が高いということは、東京マラソンに相当人気があるということでしょう)。また、エントリーの仕方によっては抽選チャンスが何倍にも広がりますのでぜひ知っておきましょう。

チャリティランナーエントリー

まず始めに抽選が行われるのはこのチャリティーランナー枠です。寄付先団体が設定する金額以上を寄附することで、チャリティ活動をアピールするチャリティランナーとして東京マラソン2024に参加することができます。寄付金額の設定は10万円以上からの企業が多い印象です。どのランナーよりも先んじて抽選を受けることができ(7月中旬には決定)、落選しても後のエントリーに参加することができます

準エリートエントリー

参加基準タイム(男子 2時間32分00秒以内/女子 3時間19分00秒以内)を突破したランナーによるエントリーです。日本陸上競技連盟が運用するシステムへの申込み、もしくはワールドアスレティックス ラベルロードレースの公認記録が必要となるため、一般ランナーには縁遠い話ではありますが、応募者の上位100位に入っていると確実に選出されます。また、ここで選出されない場合も一般抽選へ振替を行ってくれます。
8月1日~10日に募集が行われ、9月27日に結果が分かります(その後一般抽選へ)。

ONE TOKYO プレミアムメンバー

有料のランニングクラブの会員です。年会費が5500円かかりますが、このプレミアムメンバーのみの抽選枠があり、抽選のチャンスが1回増えることとなります。8月1日~8月10日までがエントリー期間で、9月4日に結果が分かります。もしここで落選した場合は自動的に一般枠での抽選となりますので、エントリーを何度もする手間が省けるというのも嬉しいですね。また、欠員が出た場合このメンバー会員から追加当選が出ることもあります

一般エントリー

8月14日~8月25日の約10日間で一般エントリーが行われ、その中でもいくつかの抽選が行われます。例えばONE TOKYO会員かつ3大会連続で落選をした人は一般枠の中で優先抽選が行われたり、東京都民であればその他都道府県在住の人よりも抽選が1回増えたり、対象者によって抽選回数が変わります。対象者を元に9月25日から順次発表が行われ、最終的に10月3日に最終の抽選結果が出ます。
ほとんどの人が一般枠で申し込むと思われますが、エントリー期間が短いのでよく注意をしておきましょう。

東京マラソンコース概要

「東京マラソンのコースは過去から現在、そして未来の東京を象徴するコースです。」と公式ホームページで発表されている通り、名所を巡るコースは東京の名物をたくさん見ることができます。

都庁前からのスタート

スタートは東京新宿区にある都庁前からです。大都会東京の執行機関として重要な役割を担う一方で、観光スポットとしても有名。その高さを活かした展望台があるほどです。都庁を始め、高層ビル群の谷間を走り抜けてのスタートは、日本の首都で行われるマラソンのスタートにふさわしい光景でしょう。

日本橋~浅草

上野を折り返したのちは、日本橋を経て浅草方面へ。この辺りから街の様相が変わってきます。花火大会で有名な隅田川に沿って目指すのは浅草の雷門。落ち着いた街並みをまっしぐらに進みます。雷門が見えたらまた折り返しの合図。折り返しの瞬間に見える東京スカイツリーを確認し、隅田川を超えたら、江戸の下町へと走り抜けていきます。

江戸の下町を駆け抜け銀座へと

なんとなく横を見ると、ビルよりもアーケードが目に付くように。下町のよさを感じながら走り続けましょう。再び日本橋まで帰ってきたら今度は銀座の街をに向かって走ります。普段は人でごった返す銀座通りを走り抜けるのはなんとも気持ちが良い感じです。老舗百貨店や、和光本店、銀座三越など建物の外観を楽しみながら走り抜けるのも東京マラソンの醍醐味です。

東京タワーを横目に皇居を目指す

銀座を抜けた後は、東京タワー方面へ。正面に見ることはできませんが、横目にしながら進みます。スカイツリーも東京タワーも一日で両方見る機会は東京観光に来てもそうないことでしょう。タワー近くで最後の折り返しをしたらゴールまで一直線。丸の内まで来ればもうゴールは目と鼻の先です。街路樹が目立つ美しい街並みを颯爽と駆け抜けましょう。

東京マラソンに挑む前に

観光とスポーツの楽しみを兼ねて、東京マラソンに出場するのはとてもよいと思います。でもせっかくならしっかり準備をして、観光もマラソンも両方楽しんでしまいましょう。

事前準備をしっかりと

マラソンの事前準備と言えばまずは十分なトレーニングです。人が多い大会ですので思ったペースで走れない、ということも十分に考えられます。どんなペースでも走れるように身体を慣らしておきましょう。また、2月終わり~3月初旬は気候や気温が安定しない時期でもあります。寒暖差にも対応できるランニングウェアを用意し、快適な状態で走れるように心掛けましょう。

おすすめの宿泊スポット

東京は狭いようで広いです。県外の方が宿泊を伴って来られる場合土地勘があまりなく、都内に宿を取ったつもりが、意外とスタートから遠かった、ということもしばしばです。
一番の宿泊スポットは新宿に泊まることでしょう。ビジネスホテルも多く、意外と泊まれる場所が多いのも大都会がスタートである利点です。次いで、高田馬場池袋あたりも新宿までのアクセスが良くホテルも多めなのでおすすめです。
またゴールに近い場所に宿を取るのも一つの手です。ゴール後、疲れた身体で重い荷物を運ぶのは辛いですし、近くに宿があれば一刻も早くシャワーを浴びて汗を流すこともできます。その場合は東京駅付近丸の内近くに宿を取るのがよいでしょう。

ランナー受付は前日までに!エキスポを楽しもう

東京マラソンへの参加者は、マラソン前日までにランナー受付を済ませる必要があります。東京ビッグサイトで行われるエキスポに参加し、ゼッケンや計測チップを受け取りましょう。事前に郵送される大会も多いのですが、こうしてエキスポが開かれるのは大規模なマラソンならではですね。
ここでは、様々なランニング関連のブースやイベントが開催されます。ブースを眺めていくだけでも楽しいですし、出品されているものはマラソンに役立つ最新のグッズばかりでつい手が伸びてしまいそうなほど。時間に余裕をもって来場し、マラソンの前夜祭ともいえるエキスポを十分に楽しみましょう

レース当日の戦略とペース配分

スタート~10km地点

レースのスタートは緊張と興奮が入り混じる瞬間です。号砲直後は、集団が全然進まず、焦る気持ちになり、集団が動き出すとついついペースを上げてしまいそうになりますが、グッと我慢しましょう。集団の緩やかな流れに身を任せることをウォーミングアップと考え、10km地点までは緩やに無理なく走ることが重要です。周囲のランナーと同調しながらも、自分のペースを保ちます。

10km地点~20km地点

10km地点を過ぎてもまだレースの序盤です。体力を温存するためにも、まだ気持ちに余裕があるときにペース配分を意識することが必要です。集団もばらけてきており少しずつペースを上げていくのも良いでしょうが、無理にスピードアップすると後半に響いてしまいます。余裕を持ちながら走り、体力の温存を心掛けてください。

20km地点~30km地点

レース中盤である20km地点から30km地点までは、気力と体力が試される区間です。ここで焦らず、落ち着いて走ることが重要です。特に20kmの表示を見ると「半分までやってきた」と思いがちですが、実際はもう少し先が中間点です。少しでも楽になりたい、と思い続けるとだんだん気力も削がれてきます。あくまでも冷静に走り続けましょう
ペースが上がっている場合は、落ち着いたペースに戻すことで後半の持久力を保つことができます。水分補給やエネルギージェルの摂取も欠かさず行いましょう。

30km地点~ゴール

レース後半の30km地点からゴールまでは、精神的にも肉体的にもタフな区間です。ここでの戦略は、前半で無理せずに温存したエネルギーを使い切ることです。30kmを超えてからが今までの練習の真価が試されるところです。ただし無理は避け、自分の限界を理解しながら進んでください。最後の数キロが確認出来たら、あとは出し切るだけです。これ以上苦しいことはないのですから、残っている力を振り絞ってスパートを意識することで、ゴールに向けて力強く走ることができます。

サポート体制と活用方法

マラソンを走り抜くには様々なサポートを味方につけることが必須です。

水分補給と栄養補給の戦略を立てよう

レース前に水分補給と栄養補給の戦略を立てましょう。コース図を見ると給水所やエイドステーションの位置が全て記載されています。自分の走り方や体調、環境条件に応じて、どのくらいの間隔で水分や栄養を補給するかを計画しましょう。栄養補給に関しては、エイドステーションだけでは足りないことも考えられます。エネルギージェルなどを携帯するのも一つの手です、特に、アミノザウルスはレースにも対応しており、大変おすすめです。

給水所の位置を把握しよう

レース前に給水所の位置を把握しておきましょう。大体5kmごとに設置されています。暑い季節ですと、全ての給水所で給水をとってもまだ足りないくらいですが、この時期は暑いか寒いかの気候条件が毎年大きく変わります。天気予報などもよく見て、給水計画を立てましょう。

栄養補給(エイドコーナー)を活用しよう

エイドコーナーでの栄養補給は重要です。エイドコーナーでは、水以外にもスポーツドリンクやエネルギージェル、バナナなどの食品が提供されます。走りながらでは食べられなければ歩きながら補給するのも効果的です。そこで数分ロスするのが痛いか、エネルギー切れでその後に走れなくなるのが痛いかはひとそれぞれの感覚ですが。冷静に判断し、よりよい方法を取りましょう。

沿道の応援を楽しもう

沿道の応援はランナーにとって大きな励みとなりますので、応援を楽しんでください。ランナーの名前や国旗を見つけたら声援を送ったり、手を振ったりして応援しましょう。また、自分の応援団や友人、家族が沿道にいる場合は、彼らとの目印や合図を事前に決めておくと、応援のパワーをより感じることができます。

レース後には

レース後には自身のケアも大切ですが、地方から東京に来られた方々にはぜひ東京の街を散策していただきたいところです。

完走後にもらえる物

レース完走後には、参加者にさまざまなものが贈られます。東京マラソンのフィニッシャーメダルはおしゃれなデザインが多く、よい記念となります。また、マラソンではタオルがもらえることが多いのですが、東京マラソンではタオルではなくフィニッシャーローブがもらえるのが大きな特徴です。

疲労回復のためのケアをしよう

レース後は身体に疲労がたまっていますので、適切な疲労回復ケアが重要です。まずは水分補給を行い、水分や電解質を補給しましょう。ストレッチや軽いマッサージを行うことで筋肉の回復を促し、身体をリラックスさせることができます。東京には素敵な銭湯が多いです。そこでゆっくり身体を落ち着けるのもいいですね

観光もマラソンの醍醐味の一つ

時間と体力があればぜひとも観光を楽しんでください。東京マラソンを含む多くのマラソン大会は、開催地の観光名所や文化を楽しむ絶好の機会でもあります。ゴール後に皇居周辺を散策したり、近くの名所やショッピングエリアを訪れたりすることができます。マラソンと観光を組み合わせることで、どんなマラソン大会をも楽しめるはずです。

東京マラソンは初心者におすすめか

制限時間は長く、コースもフラットであるため誰にとっても走りやすくおすすめ度が高い大会です。開催時期も気温が低いので、非常にマラソン向きと言えるでしょう。また、参加者が多いことでランナーのレベルはどの層も多いため常に人の中を走れます。楽に完走できる感覚が持てると思います。ただし抽選倍率が非常に高く、参加費も高めではあることがネックになります。ランナーが多いこともあり、前日までの宿泊地もそうですが、当日のトイレも込み合うので初心者の方は事前にしっかりと予習してから挑むべきです。

東京マラソン2023の様子は以下でも紹介しています。

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