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【2024年最新】大阪マラソンに挑戦しよう!大会概要から魅力・コースサマリー・攻略のポイントまで

2023年8月6日 - 更新日: 2023年10月8日

記事監修
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西村 殊寛 / YOSHIHIRO NISHIMURA

2008年に神戸大学医学部医学科を卒業。同年、医師免許を取得。2009年より始めたマラソンを医学および統計学より科学的に考察し、独自の理論をもとにSAURUSアドバイザーとして参画。フルマラソンの自己ベストは2時間46分03秒。ハーフ1時間16分50秒。

大阪マラソンは、東京マラソンの38,000人に次ぐ、32,000人という規模で開催される都市型大型マラソンです。

比較的フラットなコース設計でタイムも狙いやすく、エリートランナーの選考レースにも選定されている格式の高い人気レースです。

今回は大阪マラソンについて、下記などを整理しました。

サブ4やサブ3.5、または思い切ってサブ3などを狙っている人にもぜひエントリーを検討してみていただきたいおすすめの大会です。

サウルスジャパンも、全国複数箇所で開催している「サウルス練習会」から、「アミノサウルス」シリーズのサプリメントまで含めて全力でサポートします。

ぜひあなたのチャレンジのお手伝いができれば嬉しいです。

 

大阪マラソン大会概要

まずは大阪マラソンの概要をお伝えします。

ただし、2024年大会についてはまだ公式発表前のため、下記は昨年の情報をベースに作成しています。あくまで参考情報としてください。

大会名 大阪マラソン
主催 大阪府、大阪市、(公財)大阪陸上競技協会
共催 読売新聞社、毎日新聞社、NHK、(公財)日本陸上競技連盟
オフィシャルスポンサー 大阪市高速電気軌道株式会社、株式会社オプテージ、ミズノ株式会社、株式会社ダスキン、大和ハウス工業株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、住友電気工業株式会社、日本コカ・コーラ株式会社、セイコーグループ株式会社、関西大学、株式会社アドバンスクリエイト、第一生命保険株式会社、キョーワ株式会社、近畿日本ツーリスト株式会社、株式会社フォトクリエイト、岩谷産業株式会社、コスモ警備保障株式会社、株式会社クボタ、丸一鋼管株式会社、日本航空株式会社、日産大阪販売株式会社、味の素株式会社、𠮷川運輸株式会社 他
テレビ放送 NHK、読売テレビ、毎日放送
日程 令和6年2月予定

直近5年の開催日程

  • 2023年:2月26日(日)
  • 2022年:2月27日(日)※エリートのみ
  • 2020年:11月29日(日)※延期
  • 2019年:12月1日(日)
  • 2018年:11月25日(日)
種目 フルマラソン
開催場所 受付:インテックス大阪(大会二日前および前日受付 ※当日受付なし)
制限時間 7時間(競技終了時刻16:15)※制限時間は第1ウェーブの号砲を基準
定員 32,000人
申込区分 ①一般ランナー(個人のみ)28,620人
②競技用車いすランナー 30人
③市民アスリート(1,500人/先着順)
④大阪スポーツ応援ランナー(大阪府・大阪市各400人、計800人/先着順)※ふるさと納税10万円につき1名
⑤チャリティランナー(1,000人/先着順)※参加料とは別に寄附先団体(チャリティパートナー)に対して、1,000円寄附&ファンドレイジングにより69,000円以上の寄附を集める
⑥障がい者ランナー(50人)
申込期間 ①一般ランナー、②競技用車いすランナー、⑥障がい者ランナー:2022年(令和4年)8月5日(金)10時から9月5日(月)17時まで
③市民アスリート:2022年(令和4年)8月4日(木)12時から17時まで
④大阪スポーツ応援ランナー:2022年(令和4年)8月5日(金)10時から10月26日(水)17時まで
⑤チャリティランナー:2022年(令和4年)9月1日(木)10時から11月16日(水)17時まで
参加費 国内:17,200円、海外:19,200円

※別途事務手数料900円、チャリティ募金が必要)
※チャリティ募金は、参加者1人につき2口以上(1口500円)とします。

参加者の決定方法 定員を超えた場合「抽選」
結果通知 10月上旬
その他 仮装は禁止
公式サイト https://www.osaka-marathon.com/

 

大阪マラソンなのにといっては失礼ですが、「仮装は禁止」とあえて書かれている?のが、逆に大阪らしくて微笑ましいですね。

 

コースサマリー

まずはコースの紹介です。下記は「コース図」と「高低図」になります。(※2023年大会時のもの)

大阪マラソン コース図(2023年大会時)

大阪城をスタート/フィニッシュとしたコースで、市街地を走ります。吹きっさらしの海岸線や田園地帯はありません。

また、全体的にフラットで、且つ、比較的長い距離のストレートが多いので一定のペースを作りやすいです。

序盤〜中盤にかけては「すれ違い」となるところも多いので、友人知人とエールを送り合ったり、トップランナーの走りを間近に見ることもできるでしょう。

いずれにしても大阪マラソンは「タイムを狙いやすいコース」といえます。

続いて、高低図はこちら。

大阪マラソン 高低図(2023年大会時)

多少の凹凸はありますが、やはり30km以降にある大きなアップダウンが一つの山場となります。詳細は次項にてお伝えします。

 

序盤(スタート〜15km)

大阪城公園のスタート直後は、約2km地点まで緩い下りになります。スピードが出やすくなりますが、スタート直後の混雑はこの規模ともなると凄まじいので他ランナーとの接触には注意しましょう。

また、スタート直後はもとより、レース序盤はオーバーペースになりがちです。

大阪マラソンは沿道の応援もすごいのできっとアドレナリンも出ることでしょう。しかし、周りに惑わされることなく、目標ペースを淡々と刻みましょう。「前半飛ばさない」は目標達成のための鉄則です。

その後はフラットなコースがしばらく続きます。高低図上では序盤にも多少の凹凸がありますが、気にならないレベルです。

序盤のハイライトは、5km過ぎから10km手前まで約3km続く「御堂筋」のストレートでしょう。大阪を南北に縦断する「大阪のメインストリート」になります。大阪の中心を走っている!という気分を存分に味わってくださいね。

御堂筋以降はすれ違いのコース設計となっているので、友人知人と参加していればお互いにエールを送り合えるかもしれません。また、前方の選手やペーサー集団との差も把握できるのでペースの微調整もできる区間です。

中盤(15km〜30km)

中盤は、京セラドームから岸里の折り返しを経て国立文学劇場に進む区間となります。

この区間は終始フラットなため、30km以降のアップダウンに備えてとにかく体力を温存することを意識しましょう。

ジェルなどの補給食も、あらかじめ決めたタイミングで忘れずに摂取をしましょう。

終盤(30km〜フィニッシュ)

25km過ぎから緩やかに登り基調になり、30km手前の地点からいよいよレース最大の山場を迎えます。

数キロに渡り、最大高低差約20mのアップダウンが続きます。ここは耐えどころです。頑張りましょう。

35km地点からは今里筋のフラットな道を約5km北上して大阪城方面を目指します。

終盤で脚も痛いかもしれません。メンタル的にもきついでしょう。でも、それは誰しも同じ。

沿道の応援もより一層熱が入ってきますのでそのパワーも糧にしつつ、力を振り絞りながら一歩ずつ足を前に進めるのみです。

なお、40km地点にJR環状線の下を潜るアンダーパスがあります。そこを抜ければラスト2km。いよいよ本当のラストスパートです。

最後の2kmは上り坂が続き苦しいポイントになりますが、大阪城はもう目の前。これまで積んできたトレーニングを振り返りながら、後悔のないように最後の力を振り絞ってください。

坂を上り切るとゴールまでは約500m。最後は笑顔でフィニッシュを!

大阪マラソンの「魅力」

東京マラソンに次ぐ参加者数を誇る大阪マラソン。

大規模マラソンならではの「魅力」が大阪マラソンにはあります。ここではそんな「魅力」を2つお伝えしたいと思います。

結論、「記録を狙いたい人」にも、純粋に「マラソン大会を楽しみたい人」にも、どちらの目的の人にもとてもおすすめです。

【魅力①】記録を狙えるフラットなコース

大阪マラソンは「ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ(※注1)」に認定されているレースです。

※注1:日本陸連が2021年に創設した選手強化のための仕組み。公認マラソン大会を体系化し、選手強化や日本のマラソン全体の活性化につなげることを目的とする。(JMC公式サイトはこちら)

つまり、選考レースなので比較的記録が出やすいコース設計になっています。

30km過ぎに”山場”とされる登り区間があるものの、その高低差は最大20m程度です。大きな陸橋を渡ったり、うねうねとひたすらにアップダウンを繰り返すようなことはなく、全体的にはフラットなコースといえます。

また、市街地レースなので風が吹き荒れるような海岸線を走ることもありません。

市街地といえ強風な日はありますが、天候に恵まれれば、よりタイムを狙いやすい環境の中、設定したラップタイムを淡々と刻むことができると思います。

尚、2023年大会は、ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズに紐づく形で下記大会への選考の対象ともなっていました。

つまり、トップランナーが集結します。全国ネットのTV放映も生中継されます。そんなところもテンションを上げてくれる一つの要素であり、大阪マラソンの「魅力」です。

【魅力②】大規模マラソンならではの熱量

大阪マラソンの定員は「32,000名」です。定員割れすることなどなく、毎回もちろん満員となる人気レースなので、この人数が大阪に一堂に会します。

一度でも大規模・都市型マラソンに参加したことがある方はわかるかと思いますが、大規模マラソンの雰囲気はローカルの小規模レースとはやはり異なります。(もちろんローカルレースにはローカルレースの良さがありますが)

人数が多い分、単純に「集結する熱量」が大きくなりますし、なんといっても全体的に華やかです。

レースという勝負の場であるとともに、大会期間を通して街は盛り上がり、ポジティブなパワーが溢れます。

人の熱量は伝播するので自然とアドレナリンも出てきて、緊張感と高揚感に包まれながら号砲を聞くことになるでしょう。(アドレナリンが出すぎてレース序盤突っ込みすぎないように注意)

また、レース中は途切れることのない沿道の応援が続きます。レース前後、レース中のサポートも申し分ありません。もちろん、エイドも特産物がたくさん用意されますのでエイドも楽しみましょう。

大会を運営してくださる主催者や多くのボランティアの方に支えられながら、安心して自分の目標にチャレンジしつつ、エンターテイメントな雰囲気も存分に味わえる。やはり大規模・都市型マラソンは魅力的です。

大阪マラソン攻略のポイント3つ

ここからは大阪マラソン「攻略のポイント」を3つお伝えします。

これは大阪マラソンに限らずの内容でもありますが、大阪マラソンで本気でタイムを狙いにいく方は是非頭に入れおきましょう。

【攻略ポイント①】スタートはウェーブスタート

大阪マラソンは「ウェーブスタート」です。2019年の第9回大会から安全面を考慮してウェーブスタートなりました。

ウェーブスタートのブロックは、PB(プライベートベスト)などの申告内容によって決まるため自分ではコントロールできません。

しかし、タイムを本気で狙うのならば思い切ってブロックの先頭エリアまでいくべきです。割り振られたブロックの中で最善(最前)の位置を取りましょう。ここで遠慮をする必要はありません。

尚、整列ブロックの決定する要素としては、「申込時の記録証タイム(自己ベストタイム)」に加えて、「予想タイム」も考慮されます。つまり、あなたの「意気込み」を買ってくれるわけです。

予想タイムを控えめに申請する必要はないので、思い切って大きな目標(予想タイム)で申請しましょう。

【攻略ポイント②】30km地点からのアップダウン区間

高低図を再掲しますが、大阪マラソンは全体的にフラットなコースとはいえ、30km過ぎからアップダウンがあります。

大阪マラソン 高低図(2023年大会時)

高低図でみるほど急ではなく緩やかな登りですが、数百メートルはあります。キロあたり10〜15秒は落ちることを覚悟しておきましょう。

ただ、正直しっかりと走り込んできた人であれば、ものともせずクリアできるレベルのアップダウンです。

逆にトレーニングをしっかり積めていない人は、いわゆる「30km以降の壁」というハードルと同じタイミングでアップダウンが加わるので、辛いポイントになるかもしれません。踏ん張りどころです。

また、時系列が前後してしまいますが、「スタート直後のくだり」と「フィニッシュ手前の登り」も頭に入れておきましょう。

「スタート直後のくだり」は自然とスピードが出てしまうと思いますが、突っ込み過ぎないように注意しましょう。

「フィニッシュ手前の登り」は元気な状態で走ればなんてことのない傾斜ですが、この区間だと地味に堪えます。「フィニッシュ手前には登りがある!」ということを知っておくだけで心構えができるので覚えておきましょう。

【攻略ポイント③】ペーサーの活用

大阪マラソンでは「ペーサー」がいます。目標タイムの達成に「ペーサーの活用は必須」といっていいほど心強い味方になります。

特に男性は、一定ペースを刻むのが苦手な人が多い印象なので積極的にペーサーを活用することをおすすめします。

尚、大会規模が大きいと、ペーサーが率いる「集団」も必然的に大きくなるためとても走りやすいです。まるで「護送船団」に乗った気分です。

ただし、集団が大きくなる=過密になる、ということでもありますので集団内での転倒には気をつけましょう。

それと「ペーサー活用」には注意すべきポイントがあります。「ペーサー」というくらいなのだから一定ペースをずっと刻んでくれるんでしょ?と思いがちですが、実はペーサーには2パターンあるのです。

パターン1はまさにそのままです。ひたすら一定ペースを刻んでくれます。厄介なのはパターン2のほう。

こちらは「目標を達成させること」が使命なので一定ペースを刻んでくれません。

マラソンではネガティブスプリット(前半抑えて後半上げる)ができると非常に充実感や達成感があるのですが、パターン2のペーサーはその逆の戦法を取ります。

つまり「前半に貯金を作り、垂れてくる後半はペースを落とす」というポジティブスプリットの戦略です。この戦略は、自分一人だとそのままズルズルと垂れて撃沈するパターンなのですが、そこは集団の力。

終盤垂れてきたときに「みんなも辛い!でも、みんな頑張っている!」という集団心理を働かせ、集団の力でカバーする、という狙いです。ペーサーも辛い終盤になると声を掛けてくれるので実際頑張れます。

ちなみに、2023年のサブ3のペーサーはまさにパターン2のほうでした。前半はキロ4:10を切るペースで進み、30km以降徐々にペースを落とし、最後はキロ4:20程度までペースを落としていました。(サブ3のペースはキロ4:15です)

パターン1とパターン2の見分け方は、ペーサーのゼッケンに「⚫️:⚫️⚫️”ペース”」と書いてあればパターン1、「⚫️:⚫️⚫️”時間”」と書いてあればパターン2、ということが多いようです。

実際は当日のアナウンスをよく聞いたり、主催者に確認するなどをして、各大会で確認をしてください。

 

TIPS:さすが大阪?!2023年のフィニッシャータオルは…

ちなみにレースとは関係ありませんが、2023年はフィニッシャータオルの描かれたイラストについて、レース後、一部のSNSで話題になったことがありました。

物議?をかもしたフィニッシャータオルはこちら。

柔らかな肌触りのタオルケットでお城のイラストもスマートですよね。しかし、この「お城」のイラストが話題となりました。

大阪マラソンなのでもちろんこのイラストは誰もが「大阪城」と思っていたのですが、なんとよくみると「姫路城」!?(気になる方は大阪城と姫路城の画像を検索してみてくださいね)

イラストデザインは有名デザイナーのコシノジュンコ氏とのことですが、リアルに間違えたのか、あえてやったことなのか、真偽のほどはわかりませんが、こんなネタを仕込んでくる?のもなんとも大阪らしいですね。

2024年大会はどんなネタが仕込まれてくるのか、そんなところも楽しみの一つになるかもしれませんね。

 

【まとめ】タイムを狙うなら大阪マラソンはおすすめ!

本記事では大阪マラソンに関して、下記をお伝えしてきました。

まとめとしてお伝えしたいのは「タイムを狙うなら大阪マラソンは絶対おすすめ!」ということです。

タイムの出やすいコース、大規模マラソンならでは大会の雰囲気やみなぎる熱気、そして大会前後の大阪観光まで含め、魅力が満載な大会であることは間違いありません。

是非チャレンジしてみてください。

 

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