外出先などでBCAAを摂取する際に、BCAAの作り置きをしても良いのか気になったことはありませんか？

BCAAは冷蔵庫で保存すれば、成分を劣化させることなく作り置きすることができます。
しかし、BCAAは常温で保存すると細菌が繫殖し、食中毒の原因となります。

その他にも作り置きする際に注意したいポイントを詳しく解説していきます。
外出先や時間がない時の栄養摂取について詳しく知りたい方は最後までお読みください。

BCAAの作り置きには注意が必要

結論、BCAAの作り置きをしても問題はありません。
BCAAなどのアミノ酸は水溶性のため、作り置きをしたからといって、成分が劣化することはありません。

しかしジュースなど飲み物を保存する際に注意が必要であるように、BCAAを作り置きしておく際に注意しないと劣化してしまう恐れもあります。
BCAAを作り置きする際の具体的な注意点は

• 保存温度
• 保存状態

この2点です。

冷蔵庫で保存しないと雑菌が繁殖する

BCAAを作り置きする際は冷蔵庫で保存しましょう。
常温で保存すると細菌が繫殖し、食中毒の原因となります。

多くの方はシェイカーでBCAAを飲むと思いますが、口をつけて飲む場合は飲み口からも細菌が繫殖するので注意が必要です。
冷蔵庫で保存する場合は細菌の繫殖が抑えられるので、作り置きしても問題ありません。

粉と分けて持ち運ぶ時は水分を残さない

シェイカーの中にBCAAの粉を入れて持ち運ぶ際に、シェイカーの中に少しの水分でも残っていると細菌が繫殖してしまいます。
また、だまになって溶けにくくなる原因にもなります。
BCAAと水を分けて持ち運ぶなどして対策をしましょう。

BCAAを外出先でも摂取する方法

BCAAを作り置きする場合は、適切な保存環境が必要になります。
冷蔵庫などを利用できない場合でもBCAAを摂取できる方法を紹介します。

BCAAと水を分けて持ち運ぶ

細菌繫殖には水分が欠かせません。
なのでその都度摂取する分だけBCAAを作り、飲み切るようにしましょう。
BCAAは栄養豊富で細菌が繫殖しやすく、食中毒の原因にもなります。
安全に栄養を摂取するために、摂取する分だけBCAAを作り、飲み切るようにしましょう。

タブレットを活用する

BCAAは粉末タイプだけでなく、タブレットタイプのものがあります。
こちらは持ち運びにも適しており、水に対溶かす必要がなく、摂取しやすい。
時間がない時や冷蔵庫がない場合はタブレットをおすすめします。

ビルダー飲み

少し荒技にはなりますが粉末を直接口に入れて、水で流しこむビルダー飲みという方法もあります。
シェイカーを用意する必要がなく、必要分だけ摂取可能なので抵抗がない方にはおすすめです。
味わうことなく水で流し込めるのでBCAAの味が苦手な方にもおすすめです。

断熱性のある水筒を使う

水筒で溶かしたBCAAを持ち運ぶ時は、中身の温度が上がらないように断熱性のある水筒にしましょう。
氷で低温を維持するのも一つの手です。

基本的に作り置きは推奨できない

BCAAの作り置きは

• 毎回作る手間が省ける
• ジムや仕事中でもすぐにBCAAを補給できる

などのメリットがありますが、基本的にBCAAの作り置きはあまり推奨できません。

数時間なら問題ありませんが、常温で放置すると雑菌が繁殖する可能性がありますし、もしお腹を壊してしまったらせっかくのトレーニング効果も台無しです。
上述したように、水と分けて持ち運ぶ、タブレットを使う、ビルダー飲みをするなどして、なるべく作り置きはしない方が良いでしょう。

BCAA以外で栄養を摂取する

BCAAなどのサプリメントはあくまで補助食品です。
トレーニング中や時間がない時に利用するのは効果的ですが、それ以外の場合は食事から摂取しましょう。
BCAAが多く含まれている食品は肉、卵、チーズなどです。

参考：BCAAを多く含むコスパ最強のおすすめ食品3選

特におすすめの食品はとり胸肉です。
コンビニで手軽に美味しいサラダチキンなどが手に入るので、小腹が空いたときは利用しましょう。
基本的にたんぱく質が多く含まれている食品を摂取すれば、BCAAも十分に摂取できます。

BCAAは状況に合わせて摂取しよう

今回は外出先でBCAAを摂取する際の注意点などを紹介させて頂きました。
手軽に栄養摂取できるBCAAは非常に便利ですが、サプリメントにこだわり過ぎないように注意しましょう。
目的は筋肉をつけるため、筋肉の分解を防ぐための栄養摂取です。
トレーニング中や時間がない時の栄養補給としてBCAAを利用して、それ以外では食品からたんぱく質を中心としたバランスの良い食事を摂取することがベストと言えるでしょう。

参考文献

環境再生保全機構

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