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プロテインで太るって本当?勘違いが起きて太ってしまう理由

2021年8月18日 - 更新日: 2021年12月30日

記事監修
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西村 殊寛 / YOSHIHIRO NISHIMURA

2008年に神戸大学医学部医学科を卒業。同年、医師免許を取得。2009年より始めたマラソンを医学および統計学より科学的に考察し、独自の理論をもとにSAURUSアドバイザーとして参画。フルマラソンの自己ベストは2時間46分03秒。ハーフ1時間16分50秒。

プロテインで太ると思っていませんか?

もし、そう思っているならそれは大きな勘違いです。

理由は、プロテインはタンパク質で食べすぎると太る大きな原因となる脂肪よりもずっとカロリーが低いからです。

食事をプロテインに置き換えたり、小腹がすいたときにお菓子などの代わりに食べたりすることでカロリー摂取を抑えて効果的にダイエットすることが可能です。

それでもプロテインで太ると勘違いして太ってしまう理由について紹介します。

プロテインで太ると勘違いする理由

プロテインは「高タンパク・低脂肪・低カロリー」なため、プロテインを正しく摂取すると筋肉質の体になれます。

また、低カロリーの特徴を生かすことでダイエットに成功し、さらに筋肉をつけることでリバウンドしにくい体になれます。

しかし、プロテインには摂るだけで「筋肉質の引き締まった体になる効果がある」「ダイエットに効果がある」という誤解があります。

誤解のままプロテインを正しく摂取しないと筋肉がつかないで太ってしまったり、痩せるつもりが逆に太ってしまったりするのでプロテインは太るという勘違いが生まれます。

プロテインは、脂肪1グラムあたり9キロカロリーに対し、半分以下の1グラムあたり4キロカロリーとカロリーの低い栄養補助食品です。

正しく摂取すれば太ることを避けられます。しかし、ノンカロリーではないため、正しく摂取しないと太る可能性があるため、勘違いが生じています。

低カロリーのプロテインで太る理由

そもそも、人はどうして太るのでしょうか?太る基本的なメカニズムは非常にシンプルです。

厚生労働省はホームページで太る理由を水の排出口のある水槽に例えて説明しています。

水槽に入っている現在の水の量を体重とすると、人は食事で栄養を摂らないと死んでしまうので食事からエネルギーを摂取してエネルギーという水を水槽に注入しています。

一方、人は生活していくために歩いたり、食事を作ったり、食べたりなどの運動をし、また体内では脳や内臓が働いてエネルギーという水を消費して水槽から排出しています。

水槽に注入される水(摂取エネルギー)が水槽から排出される水(消費エネルギー)を上回ると水が増えます(体重が増え太ります)。

逆だと水は減ります(体重が減り痩せます)。太らないためには、摂取エネルギーを抑えて、消費エネルギーを増やすことが必ず必要です。

プロテインで太るのは、プロテインで筋肉が増やせる、あるいはダイエットに効果的と考えてプロテインを頑張って摂取した結果、食事や間食などを加えたトータルの摂取エネルギーが消費エネルギーを超えるからです。

まとめ:プロテインは正しく摂取をすれば太らない

プロテインは、「プロテインを摂るタイミング」「目的に合わせたプロテインの選択」「食事とのバランスを考えたプロテインの摂取量」の3つのポイントを押さえて正しく摂取すれば決して太らずに、筋肉の増量やダイエットなどの目的を達成できます。

参考文献

厚生労働省「エネルギー・栄養素」

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