EAA(必須アミノ酸)
eaa
EAAの効果とは?|論文やエビデンスから効果を解説
2021年7月17日 - 更新日: 2023年2月12日
必須アミノ酸9種類の総称であるEAAは、筋トレや健康管理を行う方がサプリメントなどで積極的に摂取する成分の1つです。
しかし、EAAを摂取していても本当は効果ないのではないかと疑問に思われる方もいるでしょう。
そこで、ここでは論文やエビデンスからEAAの効果について紹介していきます。
EAAの効果とは?
EAAの効果として挙げられるものは、筋肉の増大です。
たんぱく質は筋肉や骨の材料となる成分であり、たんぱく質はアミノ酸で構成されています。
アミノ酸は全部で20種類ありますが、体内で生成できない必須アミノ酸であるEAAの中でもバリン・ロイシン・イソロイシンはBCAA(分岐鎖アミノ酸)です。
他のアミノ酸は肝臓で代謝されますが、BCAAは筋肉で直接分解されるため、摂取することで筋肉の増大が期待できます。
筋力が増大すれば活動時のエネルギー代謝量も高まるため、ダイエット効果も期待できると言えます。
また、筋肉は合成と分解を繰り返しているため、EAAを摂取することでたんぱく質を作り出し、たんぱく質不足による筋力の質の低下を防ぎます。
EAAの効果を裏付ける論文やエビデンス
EAAの摂取は本当に効果があるのか裏付ける論文やエビデンスを見ていきましょう。
EAAを含めたアミノ酸が筋肉へ作用することが立証されている論文やエビデンスはさまざまなものが存在します。
EAA(必須アミノ酸)とアルギニンの化合物を1日2回食間に摂取する実験が行われた結果、実験前よりも除脂肪体重と筋力の増加、歩行機能の改善が認められています。
また、ロイシン高配合アミノ酸のサプリメントとレジスタンス運動を組み合わせた実験結果でも、筋力の改善が認められています。
こうした研究からアミノ酸を摂取することは筋肉量と筋肉の増大が促進されることが明らかであり、運動と組み合わせるとより効果が高いことが分かります。
ただし、アミノ酸でもEAAは体内で作り出すことができないため、筋トレや運動を積極的に行う場合には経口摂取することが望ましいでしょう。
EAAの飲み方やBCAAとの違い、成分の特徴などはこちらの記事を参考にしてください。
https://saurusjapan.com/knowledge/2021/07/10/eaa-1/
参考文献
厚生労働省「3 高齢者」01. 表紙
アミノ酸 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
J-STAGE「運動による分岐鎖アミノ酸(BCAA)代謝の促進と BCAA 投与効果」
eヘルスネット「加齢とエネルギー代謝」加齢とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
厚生労働省「Ⅱ 各論」untitled
厚生労働省「1-2 たんぱく質」
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