- SAURUS JAPAN CEO/FOUNDER
- KOJI SAKIMOTO
- CEO / FOUNDER
- 嵜本 晃次
SAURUS JAPAN株式会社 代表取締役。
地元・大阪を拠点に、不動産およびホテル事業を手がける実業家でありながら、アスリートとしても圧倒的な存在感を放つ。
マラソンランナーとしては、2019年に38歳で自己ベスト2時間26分を記録。
さらに40歳で2時間25分43秒と記録を更新し、競技の舞台をトライアスロンへと移行。
42歳にしてトライアスロン・エイジグループ(40–44歳)日本チャンピオンの座を獲得。
現在は、香港、シンガポール、マレーシアをはじめとするアジア各国に向けて、自社ブランド「SAURUS」の世界展開を推進し、ビジネスとスポーツの両分野で、情熱と行動力を武器にグローバルな挑戦を続けている。
- CEO / FOUNDER
- 嵜本 晃次
SAURUS JAPAN株式会社 代表取締役。
地元・大阪を拠点に、不動産およびホテル事業を手がける実業家でありながら、アスリートとしても圧倒的な存在感を放つ。
マラソンランナーとしては、2019年に38歳で自己ベスト2時間26分を記録。
さらに40歳で2時間25分43秒と記録を更新し、競技の舞台をトライアスロンへと移行。
42歳にしてトライアスロン・エイジグループ(40–44歳)日本チャンピオンの座を獲得。
現在は、香港、シンガポール、マレーシアをはじめとするアジア各国に向けて、自社ブランド「SAURUS」の世界展開を推進し、ビジネスとスポーツの両分野で、情熱と行動力を武器にグローバルな挑戦を続けている。
Founded History
「やりたいことは、行動あってこそ実現する」
そもそも僕が走り始めたのは、飲食店経営期の不摂生を正すのがきっかけでした。走る清々しさを知り、友人に誘われて2013年の大阪マラソン で初フルマラソンにチャレンジしたんです。走り始めたときは本当にしんどかったし、レースに向けて徐々に距離を伸ばしてトレーニングしていたものの、フルマラソンは1回やればそれでいいと思っていたんですね。でも実際に完走してみると、フルマラソンを完走したことに対する周りからの称賛が心地よくて、むしろ走る前よりモチベーションが上がりました。ランニングを通じてたくさんの友人もでき、すっかり火がついて。
ヘビースモーカーでお酒も大量摂取していた不摂生時代と比較すると、体型も身体の状態も格段に違うことが本当に気持ち良くて、自分の体内に取り入れるものにもこだわるようになりました。疲労回復のためにサプリメントを試していた中で、アミノ酸というキーワードが世の中で一気に浸透し始めた時期に、様々な製品を買い漁って自分の身体で効果を比較してみたんです。でも、僕の身体ではこれといった効果を感じられず、もっと体感できるものを作ることはできないかと思っていた。そのときに夏山から「自分たちが愛用したいと思える製品を開発してみないか」と、声をかけられたのがスタートでした。
最初は興味本位でしたし、後々の苦労なんかも想像もしていませんでしたね。競合製品が多く、競争環境の厳しいマーケットに参入する僕たちが恐竜のような存在になっていくこと、そして身体がリアクションを感じて陸上で進化していくことがリンクして「アミノサウルス」というネーミングで、まずはランニングや陸上競技にフォーカスして活動を始めました。
Challenge & Influence
「飽和状態のマーケットで前人未到のことをやらないと、誰からも認められない」
ランナーがレースで一番辛くなるタイミングは、やはり後半。そこでよりパフォーマンスをあげるためにはどんな成分を配合すればいいのかという点にこだわり、BCAAだけではなく、とある会社が特許を取得されているOCAAを組み合わせることで唯一無二のものが完成し、それを世に出そうと決めました。血管拡張作用といえば、ランニングだけでなく他の競技でも確実にアプローチできるのですが、なぜマラソンに特化したかというと、ひとつは自分や周囲のランナーたちがこのサプリメントによって日頃から負荷を軽減して走ってもらいたいということ。もう一つは、ポテンシャルも意識も高いレベルで頑張っている学生のランナーたちに、高効率でトレーニングし、結果に結び付けてほしいという願いがあったからです。学生のハードな日常をサポートすることが日本の陸上界の底上げになると考えていました。もちろん現役のプロランナーにも使ってほしかったですが、アンチドーピング認証を取得していないタイミングから著名なプロランナーにアプローチしたので、知識レベルの高い彼らから相手にされなくて。それはそれでさらに製品を見直すいいきっかけをもらいましたね。
製品の良さを実証するにはどうすればいいのかを考えた答えは、自分が走って魅せること。2018年の秋に目標の売上げが達成できなければこの事業はたたもうと夏山と話していたので、僕は市民ランナーで楽しみながら走るというところから、“仕事”だから走るという目的に切り替えました。前人未到なことを成し遂げないと、誰も僕たちが魂を込めてつくった製品に見向きもしてもらえない。継続か中断かの判断を迫られた僕は、底力をみせるしかないと腹を括りました。その必死の思いで3週連続レースに出場して、2時間40分を切るタイムでゴールしたことでリカバリーに効果があるということを立証し、2時間26分のPBタイムを保持するところまでやりました。
それをきっかけとしてSNSでバズが起き、出会うひと一人一人と丁寧にコミュニケーションを取り続けた結果、多くのランナーが製品を取り入れてくれるようになったんです。いまでも僕が楽しく走っていると思っている方が多くいらっしゃると思いますが、正直あんまり好きではなくて笑。なので、仕事の隙間時間を利用していかに速くなるかという独自の理論で質の向上を考えていて、月間走行距離も同タイムの方と比較すると圧倒的に少ない。既成概念に捉われず、自分が自分のコーチだと思って向き合いながらこれまでやってきているので、製品開発にもそういう視点を反映しています。
Future
「走ることで得られる、真の心の豊かさを追求していきたい」
海外から購入したいという問合せが激増しているので、海外展開は具体的に考えています。営業拠点の目星もつけていて、動けるようになったタイミングですぐに実行したい。 それとは別に、僕たちはサプリメントを販売している会社ですが、製品でリカバリーをして走ることを楽しんでもらうことはもちろんのこと、ランニングを通じてさらなる体験を提供したいと考えています。
「僕たちが走ることで経済にインパクトを残せるか?」という視点でいま考えているのは、地方活性を見据えたランニングと農業のコラボレーション。自然の中でのトレーニングは僕たちランナーにとっては最高の環境ですし、農業体験をしながらファミリーでも楽しめて、その地域でお金を使うこともできる。実際に、2020年春に長野の合宿地でトレーニングしながら田植えをお手伝いし、今年の秋にお米を収穫できるところまで動いています。息子と一緒に自然の中で農作業をし、農家さんから野菜の栄養や調理方法を教えてもらうことで食育にもつながっていることなど、そこでの全ての経験が最高に楽しかった。その視点をみんなで共有することができれば「走ることが何に繋がっているのか」が明確になり、自尊心が高まる。走ることでもっと生活全体が豊かになるんじゃないかと思っているんですね。ランナーの身体的なサポートは製品で行いながら、農業に限らず”走ることwith ○○○”というプロジェクトをどんどん興していきたい。なぜかというと、僕たちに関わってくださっているプロフェッショナルな皆さんは走ること自体に全力集中されていて、それはそれで素晴らしいのですが、自分1人の人生というわけではない。家族や友人といった周りとの共通体験を通じて、もっと違う楽しさも味わってほしいと思っているからです。これは実際に僕も普段から日常生活の中で感じていることであって、製品をつくって世に出し、自ら広告塔となって認知度をあげて広めていくというプロセスの中で、結果に対する1点集中から、走ることと生活のバランスを取って”共存させる”という進化なのかもしれません。
サプリメントという製品自体はナチュラルではないですし、食べ物からもアミノ酸は摂取できるものの、細かい粒子で身体の隅々まで素早く浸透するアミノ酸パウダーという存在はリカバリーには欠かせないもの。でも、食べることは生きることの根底にあるものだし、アスリートが農業をやりながらコーチングするという新しい形式ができあがったら面白い。走ることで、僕たちのコミュニティに関わってもらうことで、人生が豊かになるサポートをしていきたいです。僕自身、現在も目標に向かって走っているランナーの1人だからこそ、僕のこのメッセージには強さも情熱もあると自信をもって言えます。僕たちを取り巻いてくださっている会社の財産とも言える素晴らしいプロフェッショナルの方々と一緒に、これから先の未来にもっとアミノサウルスの楽しさの幅を広げていきたいと考えています。