
HMB
HMBの安全性は?副作用はあるの?|今までの研究報告とエビデンスから解説
2021年8月18日 - 更新日: 2021年12月30日
HMBの摂取は用法用量を守っていれば、基本的に安全です。
長期間の摂取でも、健康な人では重大な副作用は認められなかったとする報告があります。
基礎疾患のある方や、薬剤を内服している人では、一般的なサプリメントと同様にかかりつけの医師に相談してから内服するようにしましょう。
HMBの副作用は?
HMBは、一般的に安全で忍容性が高く、用法用量を守っていれば重大な副作用はほとんどないとされています。
International Society of Sports Nutrition(国際スポーツ栄養学会)によると、HMBの長期使用は老若男女を問わず安全であるとされています。
複数の臨床試験では、1日あたり最大3gまたは76mg/kgのHMB用量を最長1年間使用したが、安全性に関する懸念はなかったとの報告がされています。
また、1日6gのHMBを最長2ヵ月間摂取した若年成人の研究でも、副作用は報告されていません。
高齢者を対象とした長期研究でも、HMBを1年間摂取しても安全性の懸念は見られなかったとされています。
軽度の副作用としては、まれにHMBの服用中に腹痛、便秘、かゆみなどを感じることが報告されています。
また、HMBやサプリメント中の添加物に対してアレルギー反応が生じる可能性はゼロではありません。
18歳未満のヒトについては、HMBの安全性に関するデータは限られています。
以上から、用法用量を守っていれば、健康な人が頭痛や下痢、腎臓障害、肝臓障害などの副作用を生じる可能性は低いと考えられます。
まとめ
- HMBは、健康な人が用法用量を守って摂取している限り副作用が生じる可能性は低いと考えられます。
- 軽度な副作用としては、腹痛、便秘、皮膚のかゆみなどの報告があります。
- 現在治療中の疾患がある場合は、HMBを摂取する前にかかりつけの医師に相談しましょう。
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